突然ですがサラリーマンの皆さま、源泉徴収票は見た事ありますでしょうか?
「年収400万円なのに手取りが314万円…!?
税金が多すぎるけど訳わからない…😢💸」
そんな事を考えた事もありますよね。フリーランスの方は確定申告をしているので、今回の内容は知っているかもしれませんが、もし知らなかったら最後までご覧ください。重要な知識です。
それでは「納税額の決まり方」一緒に学んでいきましょう!
納税額の決まり方💸
収入から払う税金は主に2つ。所得税と住民税です。それぞれの支払額がどう決まっているのか?解説していきます。
① 所得税額の決まり方
5つのステップで納税額が決まります。
- 収入 =額面の年収。フリーランスの場合は売上。
- 所得 =収入から経費を引いたもの。(サラリーマンにとっての経費は「給与所得控除」)
- 課税所得 =所得から所得控除を引いたもの。
- 所得税 =課税所得に税率をかけたもの。
- 実際の納税額(所得税) =所得税額から税額控除を引いたもの。
控除について詳しく知りたい方はコチラ
税率は以下の表で決まります。
課税所得 | 税率 |
195万円以下 | 5% |
195万円超~330万円以下 | 10% |
330万円超~695万円以下 | 20% |
695万円超~900万円以下 | 23% |
900万円超~1800万円以下 | 33% |
1800万円超~4000万円以下 | 40% |
4000万円超~ | 45% |
課税所得が196万円になると一気にすべての課税所得にかかる税金が10%になる訳ではありません。195万円以下の部分は5%で1万円だけ税率が10%です。
例:課税所得が200万円の時の所得税額
→195×0.05+5×0.1=10.25[万円]
復興特別所得税
東日本大震災からの復興財源に充てるため、2013年1月1日~2037年12月31日まで、通常の所得税に上乗せして徴収される特別税で、税率は2.1%です。
所得税の税率に対して2.1%がかかります。
例:課税所得が195万円の人の所得税額(2037年12月31日まで)
→195×0.05+195×0.05×0.021=9.95475[万円]
※税率は5.105%(=5+5×0.021)
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自分の所得税の金額がどう決まっているのか?
ぜひ計算してみてください。
② 住民税額の決まり方
こちらはシンプル✨
住民税=所得割+均等割
所得割
「3.」で出てきた課税所得に10%をかける。課税所得が200万円であれば20万円。
ふるさと納税や住宅ローン(住宅借入金等特別税額控除)の税額控除はここで行われます。
控除の金額は所得税と違うので注意⚠️
均等割
一律で5,000円。
課税所得が200万円の人が支払う税金は…
10.25+20+0.5=30.75万円
(③ 税金よりヤバい社会保険料…)
「あれ、税金だけだと意外と支払い少ないな…」
そう思った方へ。実はサラリーマンにとって税金より重い負担になっているのが「社会保険料」です。年金や公的保険に加入するためのもので、雇用されている人は全員入っています。日本は公的保険が手厚い分、社会保険の負担も大きいのです😭
こちらについては今回書くと長くなってしまうので、別途記事を書こうと思います。ぜひ続編を楽しみにしておいてください。
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100%勝てる投資「節税💴」
ここまで税金のことを勉強して、改めて「税金はできるだけ払いたくない…😭」と思った方もいるでしょう。そんな方は控除になるiDeCoやふるさと納税などを活用していきましょう。控除額が大きければ大きいほど、払う税金は減ります。これはある意味で確実に勝てる投資です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!iDeCoの事を知りたい方はぜひこちらの記事もご覧ください。