「最近、身の回りのモノの値段が上がっている…😱」
「最近、なぜか外国人を見かけることが増えた。」
「日経平均株価が上がっているらしい📈」

実はこの3つ、
どれも円安と深い関係があります。
「海外に行かないから関係ない!」
と思っていると…
気づかない内に生活が苦しくなるかも😭
記事の最後には
誰でもできる円安対策も書きました。
ぜひ最後までご覧ください✨
円安・円高ってなに??
※この章は初心者向けの内容です!お金に詳しい人は飛ばしてもOK◎



1$=100円と1$=150円はどっちが円安?
まずは基礎から。突然ですがクイズです。







…
正解は…
1$=150円でした!



つまり、逆に1$=100円は円高。



円安・円高の定義
ここで「円安・円高」を言葉で表します。
🔻円安とは?



一言で言えば、
円弱(えんよわ)です。



他の国のお金よりも、価値が低くなること。円高はその逆です。
🔻円高とは?



こちらは
円強(えんつよ)です。



円が強いと…
1ドルを買うのに、100円しかかかりません。



でも、円が弱いと…
1ドルを買うのに150円かかります😭







では、より深く円安・円高を理解するためにもう2問クイズを解いていきましょう🔥
1$=200円と1$=150円はどっちが円安?



先ほどの内容を理解していれば解ける問題です!
…
正解は…



1ドル=200円が円安です。
つまり、逆に1ドル=150円は円高。



あれ、さっきは1ドル=150円は円安だったのに。今度は円高??
と言う事で最後のクイズです。
1ドル=150円は円安…?円高…?
ぜひ頭の中で考えてみてください。



…
正解は…



円安・円高は、他国の通貨(ドルやユーロなど)と比べる事でわかります。単体では、円安でも円高でもないのです。



確かに最近のニュースでは
「円安が凄すぎます!!!」
といった声が多いです。
しかし、これは過去と比べて円安というだけ。



未来から見たら、今は円高かもしれません。
(もちろん、逆もあり得ます。)



「円安だからNISAで海外株に投資は損する!」は嘘
最近よくあるこちらの主張。結論から言うと間違っています。
なぜなら、未来は投資のプロでも読めないから。



今は確かに過去と比べれば円安ですが、
①もっと円安が進むのか?
②逆に円高になるのか?
③ずーーーっと1ドル150円なのか?
為替の未来は誰にも読めません。だからこそ、今は買わないのではなく、ドルコスト平均法でコツコツ買うのが良いでしょう。
🔻【最強の投資法】ドルコスト平均法とは?
円安で何が起こる??
次に、円安が進んだら何が起こるのかを解説します。
結論、
海外から買う時に高い😭
海外に売ると儲かる💰
です。
1つずつ解説していきます。
円安のデメリット😭海外から買う時に高い…
皆さんは普段、何で給料をもらい、何でモノを買っていますか?



多くの方は
「円」を使いますよね。



では、海外からモノを買う時はどんなお金を使うでしょう?




そうですね、現地では円は使えませんね。
アメリカの場合は、ドルで買い物をします。



そうなんです。海外からモノを買う時は
円→ドル
に通貨を変える必要があるんです。(円売りドル買い)
ここで、全く同じ1ドルのハンバーガーを、円安の時と円高の時に買った場合を見ていきましょう。
まったく同じ量、
ドルでは同じ値段のハンバーガー。
円安だと、
1.5倍の値段に…😭
そうなんです。海外からモノを買う時、海外でモノを買う時に円安は大きくマイナスなのです…
【例①:輸入が値上げ…】



iPhoneもどんどん高くなっていますね。
【例②:海外旅行が値上げ…】



海外旅行は全てが1.5倍の値段に。かなり気合が必要になりましたね…
ここまでがデメリットの紹介。でも逆にメリットもあります。
円安のメリット💴海外に売ると儲かる!
買う時には損。でも逆に見れば、海外(外国人)に売ると儲かります💰
これは海外から見た時に日本が安いから。
軽いノリでお金を落としてくれるのです✨







その結果として、町で外国人を見る事も増えましたね。彼らは日本のものを安く感じてくれるので、お金の払いが基本的には良いです。



また、輸出でも高く売れます。



トヨタや東京エレクトロンなど、日経平均株価を押し上げている最強企業はどちらも円安の影響をガッツリ受けています。海外にモノを売れる大企業は、円安が追い風です💨
つまり、ピンチをチャンスにするには、
海外にモノ・サービスを売って稼ぐ
ことが必要なのです。
【重要】なぜ円安は進んでいるのか?
円安はドルに対してだけではなく、全ての通貨に対して進んでいます。現在は過去最高レベルの円安。



こちらは「実質実効為替レート」で、全ての通貨に対して円がどのくらいの強さを持っているかが分かる。
見てわかる通り、凄まじい勢いで暴落している。
なぜこうなっているのか?段階を踏んで解説します。
【浅い理由】日本の金利が低いから
これは事実であり、表面的な理由。
15,000円(=100ドル)を1年間、銀行に預けたとします。
金利が0.1%の日本では、
15円しか金利が付きません。
金利が5%のアメリカでは、
5ドル(750円)の金利が付きます。



皆様は、どちらの通貨でお金を預けたいですか?
当然、ドルですよね。
健全に金利が上がっている国の通貨は、買われます。金利が低い国の通貨は、売られます。これが円安の原因です。
ここをもっと深掘っていきます。
なぜ、日本の金利は低いのでしょうか?
【深い理由】日本の「海外に売る力」が弱いから
日本は、貿易収支が大赤字です。



これは、日本の商品が世界で求められていないということ…😭



長期的な目線では、働いている1人1人が自分の仕事に誇りを持ち、売り上げの向上に努め、日本を元気にしていきたいですね。
誰でもできる円安対策2選!
長期目線も大切ですが、日常の安定も重要。
ということで、具体的な円安対策をまとめました。
①投票に行く
間接的な方法にはなりますが、円の価値を上げようとしている(日本の通貨を強くしようとしている)政治家に投票するのは、一般人でもできる円安対策だと思います。
②海外の資産を持つ
円以外で資産を持てば、円安が進んだ時に、円ベースでの資産は増えます。
(大きな目線で見た時に、円安をさらに進める事になる…。という欠点はあります。)
具体的には、NISAでS&P500やオルカンを買う。
▼NISAの始め方はコチラ!
貯金だけしているのは、インフレ&円安のリスクに晒されます。
ぜひ投資してみましょう!!!
(おわり)
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